2010年9月8日水曜日

起業の目的

今回起業した目的の一つは、日本全体の生産性=競争力を上げることに少しでも貢献したいということ。
将来に非常に大きな不安を抱える日本を良くするためには、国としての競争力を取り戻さなければならない。
国としての競争力がなければ、年金も含めた莫大な借金やそこからつながる世代間格差の問題も、最近の論点となっている雇用の問題も解決しない。(これだけしか書かないと飛躍しすぎているが、本論ではないし、ネットのあちこちで議論されているので詳しい説明は割愛)

これまでのようにコンサルタントとして、企業内のイチ社員として、クライアントや所属する組織の競争力を上げることに貢献するという選択肢もあったし、それはそれで重要な役割だと今でも思うが、世の中により大きく直接的なインパクトがあるようなことができないかとずっと考えていた。

ぼんやりと考えている傍らで世の中は急速に進歩してきた。
特にインターネットの進化は私が言うまでもなく目覚ましく、Twitterなど次から次へと出てくるユーザー向けのサービスもさることながら、クラウド・コンピューティングなどインフラサービスや環境の進化のインパクトが大きいと個人的には感じている。
お陰で大きなイニシャルコストを抱えずにサービスを提供することが可能になってきた。これが私が起業に踏み切った一つのきっかけだ。(詳しくは長くなるのでまた改めて)

進化したインターネット、正確にはコンピューティングパワーを使って世の中をさらに良くすることができるんじゃないかと考えはじめ、着手すべき一つのテーマとして考えたのが「教育」だ。

国の総合力を底上げする一つの手段は教育だと考えている。
それは前線で戦うビジネスマンに対する教育もそうだし、日本の将来を担う子供たちへの教育もそう。

そんなことを考えて、まずは教育分野のインターネット事業に着手することにした。

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