2010年9月25日土曜日

会社設立完了しました

本日登記手続きが完了し、無事に設立されました。

社名は「株式会社ロケット」としました。

この名称を選んだ理由は、

・世界に通用する企業に成長させる決意を込めて、万国共通で分かりやすい名称

・「ロケット」という言葉が持つ”ワクワク感”と”スピード感”、クルーの”一体感”を社風の最も重要な要素として根付かせたい

という想いを込めて付けました。

この名称に付けた想いを是非実現させたい。

2010年9月17日金曜日

株式会社登記申請書を法務局に提出した

本日会社の登記申請書を法務局に提出してきた。
手続き完了予定は24日とのこと。

設立後の手続き(銀行口座の開設、税務署等々への届け出)がまた面倒で、実はまだ設立手続き折り返し地点というところだが、やはり結構感慨深いし、やる気がより一層沸き上がってくる。

2010年9月13日月曜日

定款完成

以前書いたとおり、設立登記を代行業者にお願いしているが、そのお願いしている行政書士事務所から定款ドラフトが送られてきた。

内容をチェックし、委任状も添付してバインディング。割り印など押印したものを印鑑証明とともに行政書士事務所へ今朝送付した。

後は事務所の方に公証人役場持ち込んでいただき、その後自分で法務局へ必要書類を届け出ることとなっている。

銀行口座の開設等々、他にも色々やることがあるようなので、設立手続きが一通り完了したらまとめ記事を書こう。

2010年9月11日土曜日

ビジョンの共有

昨日、知人と話をしている際に大切なことを再認識したのでエントリー。

誰かパートナーと会社を共同で経営していく上で必要なのはビジョンの共有だ。
要は「なんでこの会社をやっているんだっけ?」という問いへの答えの共有。

その知人いわく、認識のずれは事業が軌道に乗ってきた頃に現れるという。
例えば一つのポイントが利益の使い道。

経営者の重要な仕事の一つが利益の使い道を決めることだ。
事業立ち上げの苦しい時期を抜け、利益が上がるようになると、その使い道を決めなければならない。
その会社が行っている事業を拡大したければ事業への投資に回すのだが、短期的・個人的な幸せを得たければ給与や経費を増やせばいい。

どちらが良いというものではないが、会社の方向性としては相容れないものだ。

会社を立ち上げる際には非常に重要なポイントだと感じている。

私の現在の考えは、基本的には事業拡大のための投資を優先すべきだが、もちろん個人の生活を犠牲にすべきではないし、事業が成功すれば、中期的には投資の原資を確保しつつ、個人(経営者だけでなく、もちろん従業員も)にも報いるような利益分配を両立させることは十分可能だと思う。ついでに言えば、それを両立させることができるような利益率の高い事業を選ぶことが経営判断としては非常に重要だと考える。

2010年9月9日木曜日

会社設立手続きの参考になった本

現在会社登記手続き中だが、今回の設立にあたって参考にした本がこちら。



内容が網羅的でかつ無駄がないのでおすすめ。

手続きのリファレンス用に買った本なので、事業運営自体に参考になる内容は期待していなかったが、予算の立て方の中に書かれていた「現実的な予算だけを考えるのではなく、欲しい利益から売り上げを逆算して建てる予算も必要」というくだりには目からウロコ。

不安に駆られて現実ばかりを見過ぎていては、どうしても考えが小さくなってしまう。
そのように流されないためには、欲しい利益から組み立てる希望に燃えた予算が必要だ。

2010年9月8日水曜日

起業の目的

今回起業した目的の一つは、日本全体の生産性=競争力を上げることに少しでも貢献したいということ。
将来に非常に大きな不安を抱える日本を良くするためには、国としての競争力を取り戻さなければならない。
国としての競争力がなければ、年金も含めた莫大な借金やそこからつながる世代間格差の問題も、最近の論点となっている雇用の問題も解決しない。(これだけしか書かないと飛躍しすぎているが、本論ではないし、ネットのあちこちで議論されているので詳しい説明は割愛)

これまでのようにコンサルタントとして、企業内のイチ社員として、クライアントや所属する組織の競争力を上げることに貢献するという選択肢もあったし、それはそれで重要な役割だと今でも思うが、世の中により大きく直接的なインパクトがあるようなことができないかとずっと考えていた。

ぼんやりと考えている傍らで世の中は急速に進歩してきた。
特にインターネットの進化は私が言うまでもなく目覚ましく、Twitterなど次から次へと出てくるユーザー向けのサービスもさることながら、クラウド・コンピューティングなどインフラサービスや環境の進化のインパクトが大きいと個人的には感じている。
お陰で大きなイニシャルコストを抱えずにサービスを提供することが可能になってきた。これが私が起業に踏み切った一つのきっかけだ。(詳しくは長くなるのでまた改めて)

進化したインターネット、正確にはコンピューティングパワーを使って世の中をさらに良くすることができるんじゃないかと考えはじめ、着手すべき一つのテーマとして考えたのが「教育」だ。

国の総合力を底上げする一つの手段は教育だと考えている。
それは前線で戦うビジネスマンに対する教育もそうだし、日本の将来を担う子供たちへの教育もそう。

そんなことを考えて、まずは教育分野のインターネット事業に着手することにした。

2010年9月6日月曜日

会社の印鑑

ネットで頼んでおいた印鑑が届いた。
ケース付きでは恐らく最安の¥5,520也。













こいつが無いと始まらないぜ(登記が)

ちなみに購入したのはこちら↓

2010年9月5日日曜日

会社登記

会社登記には代行サービスを利用することにした。
理由は、代行料よりも電子認証によって免除される印紙代分の方が大きく、代行サービスを使った方が安くあがるからだ。
また、会社設立をいくつも行うつもりは無いので、そんなノウハウもいらないから。

というわけで、今朝必要書類を代行会社へ送った。
会社名が重複と見なされずすんなり通るかどうかがポイント。
一応先日法務局で重複商号の調査を行い、全く同じ商号が無いことは確認しているが、似たようなものや一部重複しているものでもはじかれる場合があるようなので、やってみないとわからない。

2010年9月4日土曜日

大企業の長所と短所

ここでは、日本企業でかつ、オーナーカンパニーではない、いわゆるサラリーマン経営者の大企業を想定している。

まずは長所。
色々あるが、特に方針が定まった後の推進力が凄まじい。一人ひとりの動きは決して早くないが、例えば従業員1万人の会社で1%の100人が関わり、何らかのアクションを起しただけで、小規模の会社が太刀打ちできないような業務量となる。それだけではなく、大企業にはたいていパートナー企業や、下請けの衛星企業が数多く存在するので、核となる企業が動き始めるとそれらの周辺企業も動き出し、核企業の経営者でも止められないような推進力となる。

もちろん、経営者には止める権限があるが、周辺企業の巻き込みは「しがらみ」となり、いったん動き出した案件を止めるのは経営者にとって相当な説明責任が求められるため、途中で「この案件やっぱりやめた」と言いたくても言えない状況になる。
(本当は「やっぱりやめた」と言うのが経営者にしかできない大切な仕事なのだが)

だから、大企業の方向性を決める意思決定は慎重にならざるを得ない。一歩間違えば「死の行進」になるのだから。

これが短所につながっているのだが、その短所は意思決定が遅いこと。
要因は特定できていないが、とにかく意思決定が遅い。
たいていの企業では最高意思決定の場が、月1回ないし四半期に1回のペースであるが、まずそれ自体が非常に粗い。かつ、検討不十分で次回=1ヶ月先/3ヶ月先に持ち越したりする。致命的に遅い。
上記の通り、要因はよくわからない。いくつか挙げると、大企業なら日々売上・利益が上がっているはずなのでたいていのことは直ぐに意思決定しなければならないほど切迫してはいないこと、人材評価が減点方式なので何かを決めることへの抵抗感が強いこと、大企業の社員は外部で通用するスキルを有していないためクビになると職に困るのであぶない橋は渡らないこと(後者2つは要は社員がリスク回避型のマインドだということ)あたりか。


まとめると、大企業は大きな大きな歯車のようなイメージ。
動き出しにはかなりの時間と労力がかかるが、いったん動き始めるとすごい力で回っていく。

当面は小さな所帯で大企業と対峙していかなければならないので、戦い方を気をつけないければならない

2010年9月2日木曜日

9月初の主な作業

現在主に取り組んでいるのは、サービスの機能の詰め、モックアップの制作(これは知人に依頼)、会社の登記。

独立すると、オフィスを借りないうちはワークスタイルがなかなか定まらない。
コストを抑えるために、オフィスは持たずにスタートし、現在は六本木ヒルズの六本木ライブラリーをとりあえずの拠点にしている。

都内に会社登記するためにバーチャル/レンタルオフィスの契約をする予定だが、いま見ているところはコスト・サービス・立地の面から見て、どれも正直物足りない。

バーチャルオフィスやレンタルオフィスは料金が高い(常駐だと3万前後か、それ以上)ので、バーチャルオフィスで住所の提供だけ受けて、常駐するのはこのまま六本木ライブラリーか、勉強カフェにしようかと思う。勉強カフェは今は北参道という最寄りがイマイチなところにあるが、10月に秋葉原の店がオープンするようなので期待している。

独立

先月末が現職の最終出社日だったため、昨日が実質的な独立初日となった。

現職でご一緒させていただいた方々と離れるのは本当に寂しいが、これからはこのチャレンジを成功させるためにすべてを注ぎ込めるという清々しさはある。

独立早々やることは盛りだくさんだが、腕まくりして頑張ろう。

2010年8月18日水曜日

モックアップ

サービスのモックアップの制作をスタートした。
私のラフなページ構成を基に、知り合いのデザイナーにページのデザインをおこしてもらっている。まずは、最も重要な動画視聴ページ。

こうしてサービスを形にしていく過程は非常に刺激的な一方で、自分のリスクで始めるサービスともなると細部に渡り入念に考え込んでしまう。毎日知恵熱が出る。


元Google日本法人社長の辻野さんがTwitterでこう記していた。

「毎日が人のアジェンダではなく自分のアジェンダで忙しいというのは最高に健康的で幸せだ。」

起業というのは自分のアジェンダで生きるための重要な手段の一つだと感じる。

2010年8月12日木曜日

8月上旬の活動

先週は現職の香港出張があり、準備はややペンディング。金曜にはWEBビジネス、特にUIについて経験豊富な知人に新サービスを紹介し、内容についてのディスカッションを行った。課金方法が論点に。

今月はプレゼンテーション用/内容検証用のモックアップの制作を予定している。
UIやサービス内容、システム全般をサポートしてもらっているメンバーと、モックアップの制作をお願いするWEBデザイナー兼プログラマーとモックアップの内容を検証。2週間ほどでモックアップが上がる予定。

いよいよサービスを形にしていくプロセスがスタートした。

今週後半は事業立ち上げのために重要な作業期間。
予定している作業タスクは以下の通り。
・モックアップ制作内容・デザイン案の確定
・初期事業計画の最終化
−市場・競合分析
−収益・コストシミュレーション
−直近のアクションプラン
・会社登記条件の確定・書類の準備
−登記条件の確定
−書類の準備

妻子は今日から妻の実家に行くので、どっぷり作業だ。

2010年7月27日火曜日

本日の活動

今日はパートタイムで事業参画してくれているメンバーとサービスの内容に関するディスカッションと、今後についての打合せ。
サービスをより良いものにしていくために、良いディスカッションは不可欠。

来月作成予定のモックアップの構成が固まりつつある。

2010年7月21日水曜日

これまでの活動と今後のスケジュール

検討中のサービスの内容は改めて記すとして、これまでの活動についてまとめて記載する。

・今年の4月末にインターネット関連事業での起業を決意
・ネットビジネスに詳しい身近な知人とディスカッションを開始
→継続実施中
・新会社設立企画書を作成
→継続実施中
・現職の周囲に退職と起業の決意を伝える
・VCと情報交換
・関連する情報の収集

事業内容のディスカッションと企画書への落とし込みに多くの時間を割いている状態。

今後の大まかなスケジュールは下記の通り。

2010/09 会社設立、モックアップ作成
2010/12 β版サービス開始
2011/03 本サービス開始

2010年7月19日月曜日

挑戦のはじまり

4月末に起業を決意してから約3ヶ月。現在着々と準備中だが、今後新たに加わってくるメンバーが経緯を把握できるように、これから起業を目指す人の参考になるように、この準備段階や起業後に経験したことなどをBlogに綴ることにした。