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本書は元マッキンゼー、現Yahoo Japan COO室室長が書いた、プロフェッショナルが持つべき仕事に対するアプローチの考え方についての本。
売れているのは知っていたが、タイトルが説教臭く感じられてなんとなく敬遠していた1冊。
今月行った企業研修の何かの参考になればと思い、改めて手にとり読んでみたが、予想以上に優れた内容に驚いた。
プロフェッショナルを目指す人、プロフェッショナルが集う会社の若手に広くお勧めしたい。
本書後半の問題解決、プレゼンテーション等に役に立つ、仮説やストーリーの立て方・磨き方についても大いに参考になるが、プロフェッショナル若手・予備軍が知っておくべきは序章の「犬の道」の話。
この序章を読めば、プロフェッショナルがどこに力を注ぐべきかがよくわかる。
プロフェッショナルを目指す皆さん、時間がなくてもとりあえず立ち読みでもしておいでよ、と言いたい(笑)
イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
(追記)
amazonの評価を見てみたら、結構悪い評価が入っていて意外。
しかし悪い評価の内容が「内容が抽象的すぎる」「ふわっとしてる」というものばかり。
企業研修をやっていても感じることだが、抽象的な学びから自分の行動に落とし込むのが苦手な人が増えているから、何かを伝える・教える際には十分注意しておかないといけないな、と改めて感じた。